会長挨拶
ようこそ公益財団法人新潟県消防協会のホームページへ
この度、公益財団法人新潟県消防協会長に就任しました樋󠄀口 茂吉です。
もとより微力ではございますが、本県における防火・防災の重要性を認識し全力を尽くす所存でございますので、何卒関係各位の皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
さて、新潟県消防協会は、県内30消防団の団員31,440人及び19消防本部の職員3,289人、合計34,729人の会員(令和5年10月1日現在)で構成されており、消防団員及び消防職員の活動の支援と消防防災思想の普及啓発や地域消防防災力の向上に取り組んでおります。
そのために、新潟県・開催地市町村と共催で消防大会を実施するほか、消防殉職者慰霊祭、女性消防団員活性化大会、消防功労者表彰、防火防災啓発事業及び消防研修事業などの公益事業を行っております。
また、消防団員及び消防職員の福利厚生のため互助事業と福祉共済事業を充実し、安心して消防活動に取り組める体制の確保に努めております。
消防団員の皆様は、「自分たちの地域は自分たちで守る」という高い意識のもとに、火災に限らず地震や風水害等の災害現場にも出動し、昼夜を問わず救援・救護活動に当たっています。
新潟県の消防団員数は兵庫県に次ぐ全国二番目の規模を誇っていますが、消防団を取り巻く環境は厳しく、消防団員数の減少や高齢化といった問題を抱えております。
平成25年12月に「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」が制定され、消防団が地域防災力の中核として欠くことのできない存在であることが明記されました。
消防団を取り巻く環境は厳しいものが続きますが、改めて、地域防災活動を担う消防団の充実強化に向けた取組を行っていく必要があると思っております。
これまで以上に消防団等へのご理解とご協力をいただければ幸いであります。
公益財団法人新潟県消防協会
会 長 樋󠄀 口 茂 吉